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お知らせ

2021.03.18

ブログ:2020年最後の授業!子どもの素晴らしかったところ

こんにちは!ナオです。

 

今年度の寺子屋プログラミングは、今回12月19日で第7回になりますが

早くも2020年の最後の授業になりました。

そして南相木村近辺は、先月と比べて一気に冷え込み、

朝方の気温は3℃、夜になると気温は−4℃と氷点下になっていました。

 

さて、今回行った授業では

子どもの素晴らしかったところ、印象に残っているところを伝えたいと思います。

 

ジュニアコース

 

ジュニアコースでは、右や左へ命令を出しながらゴールを目指すプログラミングを学びましたが、

今回は、「繰り返し」を学ぶことによって、今まではゴールをするまでに長いプログラムが必要だったのが、

短いプログラムでゴールができるようになりました!

 

中でも、授業中での1人の子どもが印象に残っています。

その子は前回お休みしたのですが、それを取り戻すように集中し、

講師のシゲ先生の話を良く聞いて、着々とタブレット学習に取り組んでいました。

課題をクリアするのも早く、クラスで一番乗りだったと思います。

 

それが、他の子にも良い影響を与えて、

普段は集中するまでに時間がかかる隣の席の子どもも

今回は、タブレット学習で早いペースで課題をクリアすることができ、

また、向かいの席の子どもも課題をクリアできていました。

 

久しぶりの授業に臨む子の学ぶ姿勢と、

周りに刺激を与えられているところが、素晴らしいなと感じました。

 

 

 

スタンダードコース

 

今回は、プログラムで音を鳴らすことを学びました。

IchigoJamで鳴らす音は独特で、蝉の声のようなダミダミ音です。(笑)

 

 

授業では次のようなプログラムを実行して、何の曲の音を鳴らしているのか、というクイズをしました。

 

・音を鳴らすプログラム

「‌PLAY “CDE CDE GEDC DED”

 

最初は蝉の声にしか聞こえず、子どもたちは、誰も正解できませんでした。

 

しかし、次の命令を追加すると、正解する子どもがたくさん出てきました。

 

・音の長さの命令を加えたプログラム

2が音を伸ばす命令です。

‌「PLAY “CDE2 CDE2 GEDC DED2”」

 

答えは「チューリップ」!

「さいた さいた ちゅーりっぷのはなが」

の歌詞部分の命令です。

プログラムの命令一つで、子どもの理解度が

ガラッと変わるところを見られたのが楽しかったです。

 

その後、「どの はな みても きれいだな」

 

の部分は、子どもたち自身で考えながらプログラムを組んでもらいました。

 

チューリップの一部をプログラミングして演奏したら、

「最後まで完成させたい!」と、子どもたちがやる気になってたことや、

演奏したい譜面をプログラミングするにはどんなコードを書けば良いか、

自分たちで考えてトライ&エラーしながら、みんながクリアできたことが素晴らしい、と感じました。

 

プレミアムコース

 

前回、プログラミングコンテストに向けて、「サーボモーターでできること」

のアイデアとして決まった「ピンボール」を作りました。

今回の授業の中では、子どもたちが自発的に問題を見つけて課題を解決していく様子を見ることができました。

 

 

例えば次のような問題を見つけて、解決のためのアクションをしていました。

 

問題点→解決策

・ピンボールの板が段ボールで凸凹→平にするために、クリアファイルを敷く

・フリッパーの威力が弱く、ボールが遠くまで飛ばない→プログラムで、フリッパーの開く角度を大きくする。

 

このように自分たちで問題点を見つけ、それに対して工夫して解決していく、という姿勢が素晴らしかったです。

 

 

2020年の最後の授業も無事終わりました。

2021年も子どもの素晴らしいところを見つけて、次の授業に繋げていきます。

 

今回はここまでです。

次回もお楽しみに!

 

 


~~ 過去の記事 ~~

特別編:プログラミングの集大成「鹿柵開閉装置」

第6回:秋の授業の様子

第5回:GOTO南相木村!現地で感じたこと